梅田から三宮へ
DATE 2012.01.20
帰りは阪神電車です。阪神電車は大阪神戸間の一番海側を走る電車で、山の手を走る阪神電車とは少し対極的なイメージのある電車です。庶民の足的な。運賃に差はありませんが、雰囲気が大きく異なります。阪神電車の誇るべき点を、夫が言うに「普通電車の加速の良さ」だと言います。夫は通勤で阪神電車を使っていたわけではありませんが、その昔阪神電車の特集したテレビを見て以来、一目置いているようです。殆どの電車が阪神電車は普通電車の停まる駅の間隔がとてもタイトな為、短い駅間を運転するため高加速・高減速の設計となっているそうです。加速は日本の鉄道では最高水準を誇っているのだそうです。ならば普通電車に乗って帰ろうかと言いたい所でしたが、そんな暇なことはやめて、とっとと通勤特急で移動しました。
阪神電車で忘れてはならないのが、東口の改札の横にある生ジューススタンドです。阪神電車は私自身も通勤では使いませんでしたが、大阪へ働きに出るようになってからかなりの頻度でわざわざこの乗り場まで飲みに来ていました。140円でキンキンに冷えたミックスジュースが頂けます。老若男女さまざまな方がこのジューススタンドの周りで、みんな揃ってジュースの冷たさに頭がキーンときているような表情で飲んでいます。ずっと昔からあるジューススタンドなので、みんな別段特別なことをしている感じではなく、当たり前のような顔で飲んでいるのです。ココだけ妙な異空間に見えるかもしれませんが、一口飲んでしまうと、この当たり前の顔が「なるほど」と思える筈です。