スノードライビング
DATE 2012.01.19
写真は今月鳥取に行った際のものです。急激に降雪が始まり、一気に雪が積もり始めました。あちこちで車が立ち往生していたですが、中には雪道に強いはずの4WDの車も含まれていました。そもそも雪道に強い車とそうで無い車で何が違うのか・・・。雪道で大切なのは第一に視界の確保だと思います。窓の曇りや雪を取り除く仕掛けがきちんと機能しているかどうか。次に刻々と変化する路面状況を正確にドライバーに伝えるかどうか。雪には4WDが強いというイメージがありますが、実際は4WDの車の強力なヒーターなんかが有利に働いているという事情もあります。ボルボやサーブといった雪の多い北欧のメーカーは、FFの車がほとんどです。
そしてステアリングに感じる路面のインフォメーション。これが雪道走行の疲れに密接に関係していると思います。電動パワステの車はこの辺が苦手な傾向があります。ちょっと路面の感覚が希薄なんです。油圧のパワーステアリングの良さはこの辺りでしょうか。それにしても雪道のドライブは幻想的なシーンに遭遇します。雪に太陽が降り注ぐ際の景色。淡い光は何とも言えません。是非ともこの季節ならではの雪景色を見に行ってみましょう。スタッドレスタイヤと慎重なドライビングさえあれば心配無用。のんびり雪景色を楽しんでみて下さい。