和泉石材店

BLOG 「一言石句」

「英国一家、日本を食べる」

DATE 2013.05.14

eikokujin.JPG日本の食文化を英国人フードジャーナリストが面白おかしく語る本・・・だと思って買いました。もちろん、英国人の皮肉たっぷりのジョークもありますし、ラーメンチャーハンから懐石料理まで、幅広く食べまくっていますので、実に面白いのであります。関西の廻転鮨のベルトコンベアーのスピードは、関東の4割増しという、噓か本当か分からないネタまで満載。ところが、この本の最後に登場するあるお店での筆者の体験が本当に素晴らしいのです。この最後の下りには一切のジョークはありません。こういう深い話は英国の文化にも通じるものがあると思います。同じ島国に生きる人だからこそ嗅ぎ取れたと思われる、実に良い話をしてくれました。プロフェッショナルな料理人として、最も必要な資質に関して、「謙虚さ」を挙げています。私の身の回りでも、「俺が」「俺が」「俺が」な人は、おおよそ人間的にも仕事内容も魅力がありません。というか、そういう人に限って粗末な仕事が多いように思えます。自分がどれだけ経験と知識を身につけたとしても、謙虚さだけは失いたくないものです。どんな細かなお仕事も、最大限の成果をお客さんにお渡しする事。これは常に自分に言い聞かせています。