不味い!
DATE 2017.02.26
美味いものの本は書店に行けば山と積まれていますが、不味い本というのはコレしか無いように思います。著者は小泉武夫先生。このブログにもチョイチョイ登場いただいている「味覚人飛行物体」と言われる大先生。雰囲気たっぷりの挿絵は山科けいすけ作。基本的に不味いものを食べた感想ですので怒り口調です。「私は」ではなく「俺は」という感じの強めの口調。そりゃそうです、不味いものを食べて上機嫌になれる人なんかいやしません。そしてその不味い理由を時に科学的に、時に心情的に述べるのが面白いのです。しかしよくよく考えると、不味い料理ってかなり割合なんでしょう。世にある料理を美味いと不味いの2つに分けると、確実に不味い方が多いと思います。ですから不味いを知るというのは美味いを知るという事でもあります。オススメの一冊です。