自邸の工事がいよいよ終盤戦に向かっています。先日行った三和土の実験結果から土の配合を決めました。消石灰の割合に関しては30パーセントを超えると意味を成さなくなるようですが、実験結果にもそれが反映されています。それより何よりにがり成分の配合比率が全く不明。そこは施主による工事ですから失敗も有り。実験しているので、そこまでビッグな失敗にはならないと思いますが、さてどうなるのでしょうか。

床塗りは蜜ロウを塗ります。子供が塗っても比較的安心な素材でして、何より素人でも扱いやすいのが良い所。建物を建てると色々と塗料を進められますが、結局自分で出来るかどうかが最も大切な点なんです。後々のメンテは自分で出来ないと何の意味も成しません。入手しやすく簡単お手入れが一番。高度な施工による高い性能に騙されないように。少々性能が劣っても、小まめな手入れに勝るものなし。

結構伝デンジャラスな投函口。口の周りに触れると炭が付着します。流石にこれは何とかしなくてはなりません。自らこの風合いを壊さぬように塗装する事とします。もうチョイでゴールです。