和泉石材店

BLOG 「一言石句」

ひつまぶし「以ば昇」

DATE 2010.04.16

hitsu.JPG私(嫁)の上の姉が来たときに、お決まりの「名古屋らしい食べ物」の要望がありました。自分の元へ遊びに来てくれた人が必ず聞いてくる名古屋ご当地グルメ。私たちが用意しているお店はいくつかあって、今回はそのうちの一つにお連れしました。私が初めて名古屋を訪れたときに夫に連れて行って貰った、ひつまぶしを食べることのできるお店「以ば昇」。錦にあります。ここも先日記した東区の西本と同じで明治から続く老舗で、ここもまた店構えが質素、店内も余計な掲示物がありません。最初に訪れた当時もそうだったのですが、このお店はやたら1人のお客さんが多いです。地元の人が1人でビールと鰻をサラッとやっちゃうなんて粋!名古屋には数々のひつまぶしのお店がありますが、ひつまぶしをそもそも考案したのが、この老舗の3代目なのだそうです。(しかし元祖、とか発祥とかこの手の話になると、我こそはといくつも元祖だのがあったりするので自信を持って言えませんが・・・。)

unachazuk.JPGひつまぶしは、小さく切った鰻がまぶしてあるご飯がおひつに入って出てくるという食べ物ですが、それを色々な食べ方が出来るのが特徴です。写真はひつまぶしの醍醐味、鰻茶漬けです。これにわさび等の薬味を入れて食べる。鰻にわさび、が私にとってセンセーショナルでした。久しぶりに食べる以ば昇のひつまぶしは、場所柄もあるのかちょっとばかし濃いめの味付けが場所柄を物語っている気がします。タレは知多の溜を使っているそうで、備長炭でパリッと焼く上方焼です。しかし美味しい!お店のHPがおもしろいですよ。太郎と花子が登場し対談式が新しいです。→以ば昇