夫とのひょんな会話から、あまりにも懐かしくなって我が家の食卓にフルーチェが登場する事件がおきました。フルーチェが私の口に運ばれるのはおそらく義務教育ぶりと思われます。幼い私にとってはたまらないデザートです。私にもそれなりの思い出があります。フルーチェが登場するときは一袋で出来る分を家族の人数で分けて食べたので、ほんの少し。もっと食べられるのにっ！てところがなおさらこのチープなデザートを特別なモノにしていくのです。中学校になって自分専用のフルーチェを自分の為だけに作って完食した時の感動はひとしおでした。恐ろしく簡単で気軽に作れるフルーチェ。こんなにチープなのにあくまでデザート感たっぷり！そんな「すごく美味しい」イメージを孕みつつ「ミックスオレンジ味」なるものを食べました。。。。あれ？こんな味だっけ？オレンジの味はどこに？？ミックスオレンジだからか？。。。。などと約20年ぶりに食したフルーチェは、つぶつぶは入っていたもののオレンジの味がしないということが、妙に恐ろしくなり、食感こそ懐かしいのですが、当時をフラッシュバックさせるほどの威力はなく、なんだか不発に終わったのでした。