和泉石材店

BLOG 「一言石句」

上海食亭 at 大阪天満

DATE 2010.08.28

shanghai.JPG夫と私(ヨメ)がかつて大阪で勤務していたことはもう何度もコチラで記させて頂いております。お盆が明けてひょいと暇を貰ったので帰省しました。今回は名阪を通って大阪inで始まりました。大阪は我々5年以上勤務していたので、かなり思い入れがあります。勤務しつつ「住むのはともかくとして働く(若しくは遊ぶ)には最高の街」とずっと思っていました。良くも悪くも上品も下品も上下左右も何もかもを兼ね備えている、ある意味珍しい街です。街を語る上でイメージの良くない形容をしてしまう部分も「良いアジ」として丸め込めてしまうパワーのある街大阪。こういった意味で実に大阪らしいお店『上海食亭』にこの日は行ってきました。大阪勤務時代にやたら訪れたこのお店。当時から人気店でした。並んでも食べました。台湾でもこの手を食べましたけど、私此処が一番美味しいと思ってます。

shanghai2.JPG天満の怪しげな市場の一角にあり、まわりのお店が閉店した夕方から営業が始まります。次々と通りに並べられるポータブルな椅子とテーブル。此処は夏でも冬でも半屋台なのです。何故〝半〟かというと一部屋内で飲食できたりもするのです。基本的に外で。通りを挟んで両側に飲食スペースを設けているので、食事中に真ん中の狭い通路を、大阪名物のチャリンコがちりんちりんと走っていくのであります。まさに大阪で上海を味わえます。中国の国家一級点心師とやらが包んでいるのだそうです。そりゃ美味しいはずです。かつてと少し何かが変わった気がしますが、やっぱり美味しかった。すべてみごとに美味しいですが絶対外せない「上海焼き餅(ニラ饅頭)」は超絶品です。また、餃子も焼き餃子より蒸し餃子のほうが美味しいです。上海では蒸しの方が一般的だそうで、やはり流石です。

shanghai3.JPGそうそうそこらではいただけない味なので、再訪に時間が開きましたが、紛れもない満足感を抱きました。が、、同じ満足感でもなぜか以前の方が印象が良かった。なぜだ??経営者が変わったのかな?以前の方がそりゃ「どこで拾ってきたん?」と言わんばかりのキャンプ用テーブルだったし、装飾もとってつけたみたいでとっても情緒溢れていて心意気を感じたのは私だけでしょうか。しかし、このように屋台形式で食べるお店はこの界隈では此処だけだったのですが、すっかりこの辺りが屋台村のように、他の店も屋台形式で出すようになり、周りは以前より活気が出て良い感じになったと思います。大阪で感じる上海という、妙にかき立てられる不思議な旅情は必須です。