兵庫の山小屋での滞在は、｢今日は1日ココでゆっくりする！｣と決めたらとことんゆっくりです。この時期には一日中小鳥の声が心地よいので、何もしなくても贅沢。食べ物だって、適当です。このゆっくりのために家から持ってきていたラーメンを夫が色々奥の手を使って極上に仕上げてくれました。こうきたら、デッキに出てズルズルすするしか考えられません。緑いっぱいの中ですするラーメンの格別なこと。ズル~ズル~と｢おいしいねーおいしいねー｣とやってる所に、ワンちゃんのお散歩から帰ってきたお隣さんが前を通っても、この幸せの前では何も恥ずかしくありません。お隣さんもよくわかっていらして、このチンケな食事に｢贅沢だよね~｣と、さらなる幸せが増しました。このデッキの手すりの部分はこうやってお茶したり、カレーを食べたり、思いがけずいろいろなことに使われています。こんな思いがけない幸せが得られるだなんて、当のこの山小屋の設計者(夫)も私も予想していないことでした。