漆器
DATE 2012.11.05
漆器というと扱いが難しいとか、メンテナンスに気を遣うとか、デリケートな印象を持つ方が多いと思います。ところが、日常で使い倒している方の意見はちょっと違っていて、以外と気を遣わないそうです。ガラスの器、焼き物の器、そして漆器。それぞれに異なる風合いがあって、伝わる印象も全く違ってきます。いつか私たちも漆器の器を日常的に使いたいと思っていたところ、先日のブログでご紹介した中村好文さん家具展で良い物を発見しました。それが写真の「ENKU」という名の器。輪島にあった漆器の荒型を使った作品で、中村さんがデザインし、赤木明登さんが制作しています。この荒型ですが、100年位前に作られたもので、欅を使っています。100年間眠っていたという事で、これは凄い事です。この荒々しい仕上が施された漆器なら、何だか普段使いにバシバシ登場させられると思っちゃいました。で、先日早速漬け物を盛ってみたのですが、なかなかによろしいのです。漆器は圧倒的に柔らかい印象があります。これは他では得られないもので、食卓にまた一つ表情が増えました。良いですよ、漆器は。