最近私(嫁)達の車内のBGMは、こないだの映画『THIS IS IT』以来もっぱらマイケル・ジャクソンですが、社長(義父)の車内はコレです。『至福の歌謡曲 夢の時代』1960-70年のヒット歌謡曲を当時のレコード会社各社の協力のもと、実現した夢のCD7枚のセット。私は30代ですが、妙に昔から懐メロが大好きなんです。実家の母からも頼んでもないのに「昭和のムード歌謡」が届いた程。古いからといってもほんとうに良いモノは良いのです。馬鹿にしてはいけません！この時代の歌謡曲は今に無い、色んな意味での重々しさが素晴らしいと思うのです。だって当時は生演奏で一発録りです。バンドも唄い手も、一音一音気合いが違うので、なにしろ丁寧です。歌詞だってダイレクト無く、詩的で美しい。ジャケットだってなんていうか、わかりやすい！歌手のメイクも節回しもあまりにもオーバーだったりしますが、現在ほど便利さの無い時代のアレコレがメロディに乗って伝わってくる想いは、現在のそれよりずいぶん心に響いてくると感じるのは私だけかしら。思わず聴きいって必ず「上手いなあ〜」と唸る私がいます。