和泉石材店

BLOG 「一言石句」

福建の土楼

DATE 2010.04.26

dorou1.JPG石材の検品等で中国へは毎年行っていますが、今回は弊社社長が仏像の検品に行きました。検品のついでにちょっと足を伸ばして世界遺産「福建の土楼(どろう)」を見に行ったのでその模様をご覧下さい。厦門(アモイ)から車で4時間程度。道中はWRCのコースもびっくりのオフロード! そこを走るのは観光バス。信じられな〜い。当分ここは舗装されそうにありませんね。

dorou2.JPGそしてここが土楼です。土楼は2008年に世界遺産になったばかりで、円形の建物に先祖を同じくする一族が住んでいます。この地域には沢山の土楼が点在しており、写真の土楼は「田螺杭土楼群」と呼ばれる土楼で、中央にある四角い建物は盗賊によって一度焼失しているようです。50年程前に再建されたようですが、こういう建物形態になったのもこういった外部からの攻撃に対抗するためのようです。

dorou3.JPG中へ足を踏み入れるとこの迫力。それぞれの部屋は全て均等に区切られ、平等な生活が送れるようになっています。この辺りが12世紀から始まる長い歴史のポイントと言えます。集団生活は上下関係を作ると大概おかしな事になってしまいます。皆と同じなら安心して生活が送れます。

dorou4.JPG何だかカフェでもやったら繁盛しそうな雰囲気もします。これだけ続いているのですから、それなりに快適な生活が送れるのでしょう。日本であれば、この高さに洗濯物干すと規約に違反するだの何だの言われそう。雨樋も無いので実にシンプルな印象がありますね。今年は上海万博の年です。上海は人・人・人になりそうな感じですが、ちょっと足を伸ばせば中国の原風景が沢山残っています。土楼も是非とも行ってみて下さい。