アキノヒ・マルシェと重なっての2日間、常滑での恒例イベント｢クラトコ｣が今年も開催されました。土曜日のお天気とうって変わって日曜日は残念ながらの雨の始まりでしたがお昼になると止んだので行ってきました。この日の大曽公園は、雨上がりで落ち葉や土や木が濡れた良い香りの立ちこめていました。雨もあって午後からは人出が落ち着いていましたが、そのゆっくりした空気もまた良し。落ち葉がハラハラと舞っていて、作品にヒラリと着地するさまや、コーヒーの良い香りがしてきたり。このイベントそのものが、ひとつの作品のようです。クラトコは今年で5回目なのだそうです。知名度も上がって、もうすっかりお馴染みのイベントとなりました。私も毎年冬を迎える前の晩秋になるとこのイベントを思い出します。出展者の方々が、このイベントをとても大切にしているのがよく伝わってきます。今や野外のイベントはどこでも催されていて若干飽和しつつあるように思いますが、クラトコはブレずに続いていって欲しいと願います。