ご近所のツバメの巣
DATE 2017.07.09
長女の幼稚園のバス停の向かいに、毎年ツバメが巣を作っていて、去年長女は初めてツバメが巣を作り子育てし巣立つまでを見守ることができました。今年は少し遅めの巣作りで、やっと雛の顔を見たと思うと、なんとこの間の台風で巣が落ちてしまっていました。幸い巣の真下に土嚢袋が置いてあり、それがまたラッキーなことに土嚢袋が破れていてクッションになったようで、みんな無事でした。といってもどうすることも出来ず、毎朝ネコに食べられていませんように!と願ってドキドキしながら様子をうかがっては、鳴き声があることに安心していました。
そして次の朝みてみると、今度はどなたかがダンボールに雛たちを入れてくれていました。よかったよかったと娘たちど嬉しくなって眺めていると、ご近所さんたちが出てきて、みんな私たちと同じ安心した顔になりました。どうやら、この軒の隣に住む一人暮らしのおじさんが入れてくれたそうです。私たちだけでなくみんな同じ気持ちでツバメたちを見守っているのが嬉しくなりました。年中になった長女は幼稚園でも虫取りをすることもあって、小さな生き物に興味を持ち始めました。同時に生き物が死ぬということも理解し、心を痛めるようになってきました。自然のまっただ中に生きるツバメがどんな結末を迎えるかわかりませんが、きっと長女はここで多くを学ぶことでしょう。
- CAT:暮らし