夕陽
DATE 2018.04.20
春は夕陽の季節です。夕陽の名所での写真をこのブログでもご紹介しましたが、この伊勢湾の夕陽はトップクラスと思っています。人生の半分を名古屋と大阪の都心で暮らしていましたので、余計にこういう景色に価値を見いだしているのかも知れません。先日寛文年間(1661年〜1673年:江戸時代)の大野海岸周辺の地図を見たのですが、当時から大野海岸周辺が賑わっていたことが分かりました。鴨長明は約800年前に「生魚御あへもきよし酒もよし 大野のゆあみ日数かさねむ」と詠っています。それ以前はどうだったかと言いますと、海岸付近に湧き水なんかもある事から、相当に古くから人が住んでいたと想像されます。新美南吉の童話の舞台にも良く出てくる大野町。個人的にはこういうかつての栄華を感じさせる、ささやかな町が大好きです。今賑わっている町には正直住む気にはなれません。かつての賑わいを想像しながら暮らす事がどれだけ楽しいか。尾州船が行き交ったであろう伊勢湾に落ちる夕陽は今日も綺麗でした。
- CAT:暮らし