こんな結露も見られない時代が来ています。建築基準法の改正に伴い、建具には一定の断熱性能が必要になってきます。我が家は基準が変わる前に滑り込んでいますので、単板ガラスになっています。暖房の費用が嵩むのではないかと思うでしょうが、そもそも過大な快適性を求めていないので、薪ストーブ1台で全てを賄っています。環境性能の高い建具すなわち断熱性能の高い建具は、製造時に莫大なエネルギーを使って製造されています。要するに製品が出来てからは極めてエコな製品という訳です。これからは製品が出来上がるまでに使ったエネルギーと、廃棄およびリサイクルするまでに必要なエネルギーを製品に明記するべきだと思います。新築の家の暖房が少なくて済む理由はもの凄いエネルギー使って製造された製品なので、そのエネルギーの回収作業をユーザーが行っているだけ。結局快適な環境を作るために必要なエネルギーは同じなんです。