和泉石材店

BLOG 「一言石句」

隙間

DATE 2023.01.07

sukima200231.jpg冬場は空気が乾燥します。これを繰り返すと3年位で写真のように隙間が出来ます。この隙間が馬鹿にならないのです。建物全体の隙間面積を考えると大きな風穴が空いているのと同じ状態。これ以上大きくならないと思われるのでいよいよ充填作業を行います。間違ってもシリコーンコーキングで充填しては駄目です。あくまでも土でするのです。幸い土壁の補修キットが販売されています。

sukima20234.jpg多少の色の違いはありますが、土での補修は何の違和感もありません。ちなみに補修用の土は淡路島の土です。
で、その効果は・・・絶大です。隙間風の影響の大きさにびっくり。とにかく強風時も湿度の低下がほとんど無い。風の音も無くなり、温度変化も穏やかになりました。多分竣工当初の性能に戻ったのだと思います。そんな事で3年間徐々に隙間風が増えていたのがココでリセット。薪の消費量が減る事を願うのみ。