ニュース 墓石 津で石を見る DATE 2025.10.13 真宗高田本山専修寺へ行ってきました。国宝のお堂が二つある大きな伽藍の寺院です。二度の火災を乗り越えた歴史があり、写真は国宝となる如来堂です。かなり大きなお堂ですが隣接する御影堂の半分の面積だそうです。 何を見たかったかと言うと石工事です。古い寺院へ行けば必ず良い石仕事が見られます。この石張りですが、模様が互い違いに張られています。粋です。凄く粋です。 これを見てどう思うか。無駄と見るのが今の時代。こんな工事はもうみることはないでしょう。こういうことが分かる人がいない。 最近修理された束石ですが、上手く組み込まれています。グッドジョブです。 現在私たちが行っている石張り工事に通じる色使い。何という奇遇。こちらのお寺では四つ目を堂々と使っています。 石張りの良い所はコスパが良いこと。屋外の床材で300年経っても使える建材は石くらいしかありません。そういう意味では猛烈にコスパが良いのです。 現在和泉石材店で施工中の石張り工事。岡崎の宇寿石を使った参道は錆石を混ぜてあります。目地も独特になっています。今月中に完成予定です。 CAT:ニュース | 墓石 TAG:RECOMMEND 一言石句 TOP prevnext