長女が生まれて初めて自分の人生行く先を決める挑戦をしました。長女が5年生の時に、愛知県が県立高校の進学校来年度中学一年生を第1期生とする中高一貫校を作るという発表があり、これは良い経験ができる！と目指しておりました。少し進んだ教育が受けられるということはもちろん、受験するという大きな挑戦をすることで成功からも失敗からも大きく学べることがあるのは間違いないと確信していました。といっても、親としては小学生のうちでしか体験したり、感じたりすることも諦めたくなく、いわゆる勉強漬けという生活を強いることをしませんでした。でも目指すには勝ってほしい。お尻に火がついたところで夜な夜なお父さんを引っ張り出して頑張ってきましたが、世の中そう甘くはありませんでした。

これまでこういう時のために小さな頃から英検など、緊張感のある力試しをしてきましたが、今回が初めての失敗です。このときの為に頑張ってた長女はさすがにガッカリしました。でもすぐに「高校選べる！」と言ったので、同時にその学校へどうしても行きたい！という熱量不足もうかがい知れましたが、すぐに前を向いた彼女の心にしなやかさには驚かされました。この挑戦は公言していたこともあって、当日までたくさんの人が応援を受け、自分にこんなにも気持ちが寄せて貰えているのを目の当たりにして「受験ってこういうことなんだね」と涙を流して感動していました。控えていた外食でまずはおつかれさま！