漂着部
DATE 2014.10.06
夕暮れ時の大野海岸を散歩するのが日々の楽しみでした。夏場だと夕飯開始が20時位になってしまうほど、うんとその時間を堪能できたのですが、日が落ちる時間もだんだんと早くなり、10月現在の日の入り時刻は17時30分には落日します。定時で会社から帰宅して夕陽を眺めるというのもできなくなってきました。いよいよ寒さの到来ですね。と言いつつ、本格的な寒さになるまでは昼間でもまだまだ散歩を楽しめます。今に始まった話ではないのですが。前々から夫と密かに、そして地味〜に楽しんでいることが有ります。漂着物の観察です。写真はいかにもな椰子の実。島崎藤村の世界です。
伊勢湾のドン付きには名古屋港がある為、大型の船が往来するせいかいろいろな漂着物が大野海岸には流れ着きます。漢字onlyな表記のカンカンなど。それに伊勢湾の風が強いので台風でなくともこれまたいろいろな漂着物が。写真は流れ着いた炊飯器を、滋賀からの客人と共に眺めているところです。海にあり得なさが強いほど、それに対する想像が膨らみます。海にあり得ない漂着物は言葉を替えると「ゴミ」です。悲しい話ですが、今さら無くなるわけでもありません。炊飯器なんて、誰かが捨てたものかもしれませんが、船から落ちたものかもしれません。海岸にゴミが無いことはありませんが少し見方を変えると、少し面白くなります。それでもゴミがあることは嘆かわしいので、たまに簡単なプラスチックゴミは集めたりして、無理ない程度のことをしています。そこまでの行為をする活動を私達は「漂着部」と名付けました。
- CAT:その他