市松人形です。実は初めて出すのです。この市松人形が今我が家にある経緯は、うちのかわいいお雛様たちとはまた別の経緯でここにあるのでした。私(嫁)3姉妹の為に私の祖母が買ってくれたのがこの木目込みのお雛様で小さな頃から愛でてきたものです。では、この市松さん。コレは私たち夫婦が10年以上前に古民家に住みだした頃に、母が急に送ってきたモノなのです。突然の日本人形。はっきり言って怖い！「何故に?」と尋ねると、当時オークションにハマっていた母が落札したものだったのです。スポーツ感覚で。母はずっと「お雛様の横に置く市松さんが無い」と気になっていたと、当時まだ子供もいなかった既婚の私に向けて送ってきた、最初誰かが、その大切な誰かの為への想いがすでに籠もった中古の人形を送ってきたのです。当時の私は、もうドン引きもいいとこでした。でも今年は出しました。市松人形は雛人形と一緒に飾って女の子の幸せと健やかな成長を願う、江戸時代から続く風習だそうです。同じ女の子の母の健康を願うために今年は出しました。