今夏は家族でお出かけを予め前もって計画のできない年でしたが、お父さんは空いた時間には極力一緒に出かけてくれました。5年生になった途端長女は社会の授業がどうやら楽しくなってきたようで、地理や農林水産業の知識をスポンジの如くインプットし、ひたすら親にアウトプットしてくるので興味のありそうな所は極力連れて行くようにしました。日本人なら誰でもお世話になっている愛知の誇り、世界のトヨタのことを詳しく知りに行くことにしました。まずはトヨタ、TOYOTAと思って入場すると、まさかの織機ばかり、自動車なんてどこにもないことに驚いていました。ここは「トヨタグループ発祥の地で、大正時代の工場を産業遺産として保存しながら、近代日本の発展を支えた繊維機械と現代を開拓し続ける自動車技術の変遷を、本物の機械の動態展示や実演で体験できる博物館」なのです。

当時の織機から自動車の部品、自動車を組み建てる機械まで、すべて現役で実際の通りに動かしてくれるのがすごい！糸紡ぎの実演では実際の綿に触れ、綿花の種を頂きました。系列会社の製鉄の実演で実際に画像の部品のミニチュア版を作ってみせてくれて、最後にそれを子供たちにプレゼントしてくれました。長女はそれにものすごく感激して宝物！と大喜び。ここまでわかりやすく、そして終始ワクワクさせてくれる一企業の博物館はそうそう無いと思います。最後にテクノランドという繊維機械や自動車に使われている原理やしくみを取り入れたオリジナルの遊具で存分に遊び、大満足でした。