母娘旅最後の特別、ミュースカイ乗車で帰宅します。この1年の間に電車には「連れられて乗るモノ」から「自分で乗るモノ」に変化した姉妹。こどもたちだけで乗車する機会を増やしたことで乗る種類や所要時間、車体まで興味の対象になってきました。東海が誇る名鉄電車、常滑線のノンストップ特急ミュースカイは長女が利用する駅に希に停まることがあるので、普段絶対乗ってはいけないもの、と言っているとますます乗ってみたくなるというものです。小さいうちにも載った事があるのですが記憶は薄れており、しかも全車特別席というものがどういうものかを理解して乗るので再び新鮮に感動してくれます。

新幹線同様、座席を倒したりテーブルを出したり、一般車には無い自分の指定されたスペースに詰め込まれたあらゆるサービスをフルに堪能しています。もちろん名鉄ならではのチケットホルダーにも感激。いつもの電車の車窓が全然違うものに見えたのだそうです。興奮がおちついて一息つくと、前に座る次女から練り梅のサービスがありました。行き慣れた山小屋への道のりも、ちょっと値段はしますが手段が変わるとかなり思い出深いものになったようです。いろんな事が重なり今回の旅は駆け足のスケジュールでしたが、これだけ満足してもらえてよかったです。