和泉石材店

BLOG 「一言石句」

和歌山6人旅-嫁記4

DATE 2024.03.23

まだまだ伝え足りない和歌山旅。1日目の宿「ホテル川久」。趣味が良い悪いは別としてこんなにホンモノに囲まれる滞在はそうそう体験出来ないことです。ホテルの入り口に入ってすぐ踏んで歩く床も、何気なく触れられる柱もこの先生きていく中でそうそう出会えないものばかり。視界を別に移しても目に入っている絵画や調度品も全てホンモノ、お金を払ってわざわざ観に行くようなものがこれでもかと置いてあるのです。川久は1993年に「第6回村野藤吾賞」を受賞した美術的建築空間。

美術館・博物館の体験=このホテルそのもの、そこで宿泊するという時間。各部屋のサブ的洗面台に至るまでまがい物なんてひとつもありません。お食事「王様のビュッフェ」も、地元和歌山産の食材にこだわり、マグロの解体ショーに至るまで徹底的です。ゆっくりくつろぎたいけれど、もはや溢れてこぼれ落ちるほど満載の見所で終始興奮しまくっていました。子を持つ親の視点からすると、こんなに見せて貰って本当にいいの?と思わざる得ないことばかりでした。建築資材も今後万が一破損してしまって補修するのも大変なホンモノ具合。良識ある滞在者に恵まれ、より多くの人がより長い間ここでの体験が続く事を祈っています。そして、私たちもまた再訪できることを強く祈っています。