和泉石材店

BLOG 「一言石句」

三越のガス焼きタオル

DATE 2010.05.07

gasyaqui.JPG新生活が始まってそろそろ2ヶ月が過ぎようとしています。生活に『新』を付けていいのかどうかという具合になってきました。古民家暮らしは好調です。生活に使うモノをも殆ど揃い、選定する行為が無くなってきたので少し淋しくなってきました。初っぱなに選んでいたモノなのですが、2ヶ月使用してここでご紹介出来るモノがあります。三越の『ガス焼きタオル』です。新生活を始める前からモノ好き仲間に良いタオルは何かいろいろ尋ねていましたが、何より自分たちの好みのタオルというものを見直してみることから始めました。我が家は乾きにくいという理由でバスタオルを使わず、使うのはフェイスタオルONLYです。選定にあたってのポイントはこの4つ。
1,薄手であること(夫は度が越えた汗かきなので夏場はタオル王子なのです。首にかけているのでゴツイと暑い訳です)
2,長さがそこそこある(上記の通り、風呂場でもフェイスタオルです。背中を拭くのに長さがないとキツイ。身体が硬いので・・)
3,ループがしっかりしている。(ほんとは厚さといい温泉タオルの塩梅がベストなのですが、如何せん温泉タオルはすぐにくたびれます。購入するからにはということで)
4,柔らかいこと(タオルはこうでないと)
と、色々と悩んでいると、6年くらい前実家の山小屋が竣工する時に買った一冊の本を思い出しました。『良品活力』という本です。今や星の数ほどある「モノを紹介する本」の先駆け的存在です。この本のお陰で山小屋のモノ選びがずいぶん楽になりました。この本に載っているモノを選んだのではもちろん無く、この本の載っているモノが何故良いのかというモノ選びの切り口を教えて貰った本なのでした。で、この本に載っていた『三越のガス焼きタオル』を思い出しました。このタオル『皇室御用達』なのだそうです。こういうのに弱い私・・。ガス焼きタオルは、製造過程で、織り糸をよった状態でガスの火にくぐらせることで、必ず発生してしまう繊維(ホコリのモト)を焼き取ってしまうのだそうです。強度のハウスダストアレルギーな私たち夫婦に持ってこいです。長さと厚さを確かめる為、いつもお世話になっている三越さんに持ってきて貰いました。私たちの為に作って来てくれたのかと疑うほどストライク!奇跡としか言いようがありません。見た目ではかなり織り糸がしっかりしている状態なので強度も期待できます。いわずもがなで数枚購入し、2ヶ月使用しました。これもまたドンピシャで肌当たり最高です。これは全体的に細い糸が使われているからみたいです。洗濯を繰り返してもゴワゴワになりにくいし、吸水性も抜群!!我が家のタオルはこの先も『三越のガス焼きタオル』で決まりました。問題の価格ですが、百貨店の扱いだし、高価かと思えばそうでも無いです。逆にこの使い心地だとかなりお買い得と感じさえします。三越では『三越コレクションガス焼きタオル』という名目で売られています。係の方に尋ねると早いと思われます。