石材の価格は中国の物価上昇に伴いかなり値上がりしました。そんな事情があってか、全て日本の材料・加工で石碑を建てる方が増えてきています。今回は大府市の寺院墓地で施工させて頂いたのですが、外柵は足助荒目、石碑は岡崎の宇寿石という石種です。昔のお墓はこの石種の組み合わせが比較的多く、安心頂けるのではないでしょうか。メイドインジャパンを掲げる石屋さんも多くありますが、実際には使用している部材全てに渡ってそれを達成しているケースは少ないです。私たちの場合は石碑に付属するステンレスの花立て、線香蝋燭立て、塔婆立ての金具まで、全てメイドインジャパンです。更に、外柵工事に使うステンレスのコーナー金具もメイドインジャパン。唯一の例外はステンレスアンカーボルト。これだけは特許の関係もありまして、HILTI社のものを使っています。日本のものでは代用できない品質ですのでこちらを使っています。ですので今回の石碑も岡崎の職人さんが造るだけでなく、新潟や名古屋の会社の付属部品も含めてメイドインジャパンという事になります。どうせやるならここまで徹底したいです。嘘偽りの無い内容をどこまで貫けるか、会社の本質が問われるのはその辺りでしょうか。
株式会社 和泉石材店
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