ニュース 建築 デザイン 偽物 DATE 2023.11.03 こちらは有名な常滑の土管坂です。観光客がここで写真を撮ってる姿を見かけます。もちろんSNS等にも沢山上がっています。たった1枚の写真でどこだか分かるってもの凄いことだと思います。ところがこのすぐそばに、台無し壁があります。それはそれはもの凄い台無しぶり。 予算がないからこうなったのでしょうが、本物の土管坂のよこに間知積みの偽物が鎮座するというとんでもない違和感。何かに似せるという行為は限度さえ守れば芸術や美術の世界で評価を受ける事もあります。ところが中途半端に似せたものは偽ったもの=偽物どまり。金もないのにどうすりゃ良かったんだという声もあるでしょうが、普通にしておけば良かったのです。似せたものなんか使うからいかんのです。コンクリートはコンクリートらしく、焼き物は焼き物らしく。素直に使えばここまで酷くはならなかったでしょう。よりによって土管坂の横になんで・・・。という常滑市民の声でした。 CAT:ニュース | 建築 | デザイン 一言石句 TOP prevnext