石についてこのブログでお話ししていませんでしたが、今回はその石についてのお話です。一般的に石碑に使う石で良いのはどれかと聞かれると、水を吸わない石とか、硬い石とか、言われていますが、そういう情報はちょっとネットで調べれば沢山入手出来ると思います。ですのであえてここで言う必要も無いでしょう。吸水率や圧縮強度は試験結果を見る事が出来ますので、誰が答えても同じ答えになります。しかし、私個人が考える良い石は必ずしも試験結果通りではありません。石にとって最も大切なのは風合いだと思っています。そこに愛着が持てる石かどうか、そういう観点で石を見ています。そんな事で、自分が好きな石を挙げると、天山石（佐賀県),大島石（愛媛県）,ロイヤルグレー（フィンランド）,ポルトガルSPI,クンナム,スウェーデン黒御影・・。こんなところでしょうか。厳密にはそれぞれの石に対してグレードがありますので、正式な石の名称は違う場合がありますのでご注意を。この中で最も風合いが無いのはダントツでスウェーデンの黒御影石です。真っ黒です。が、それがこの石の最大の魅力で、ここまで黒い石は他にありません。また、経年変化で青みを帯びてくる石もあります。そういう変化を楽しめるのは白御影石の良さです。選びだすと止まらないのが石選び。石の相談何時でも受けますのでお気軽に！