先日基礎工事を行ったお墓に外柵を設置しました。7平米以上ありますのでかなり難儀な作業となりましたが順調に作業完了。既存の旧い石に補強金具を取り付けたのですが、その加工は全て手加工。現場の状態に応じた加工というのはどの世界にもありますが、加工の得意な職人さんがいないと話になりません。昔の石材は見えない部分は凸凹のままで設置されています。その凹凸が場合によって邪魔になる事も。そうなると現場で割る作業を行います。カッターで切るよりこちらの方が遙かに早い。石の特製を活かした加工技術。旧いお墓の改修工事は新規のお墓を設置するよりも難易度が上がります。必要なのは臨機応変な仕事への姿勢。どこまでいっても人の手が頼りなんです。