先日東海市の寺院墓地にて間知石(けんちいし)を積む作業を行いました。間知石を積む時に大切な事は経年変化を見ると分かります。当たり前ですが土圧で歪みがでないようにしなければいけません。そのためには十分な根入れと裏込めをきちんとする事です。しかし、和泉石材店が大切にしているのは白華を起こさないようにする事です。せっかく風合いのある石積みで擁壁を設けても、目地からダラダラとセメントのアルカリ分が固着するのは見た目に良くありません。その為には白華防止剤・防水剤を適宜使用する事が大切です。裏込めや目地は特に丁寧に。完成後に綺麗なのは当たり前で、その後の経年変化がその工事が成功だったかどうかの判断点。私たちからするとそれが楽しみなんです。
株式会社 和泉石材店
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