写真はエッシェンバッハ製の万歩計です。この万歩計、普通の万歩計とちょいと違います。個人の歩幅を設定しておくことで歩数と歩幅を掛け合わせ、常に移動距離を表示する仕組みなんです。なぜ移動距離が大事かというと、歩数という単位がかなりいい加減だからです。同じ50歩でも人による差が相当にあります。それを補正し、距離という普遍性のある単位で理解してもらおうという崇高な万歩計？です。仕事=力×距離。ある物をどっかかへ運んだ時の公式はこんな感じです。とちなみに仕事はJ（ジュール）という単位ですので、単位の換算をするとW（ワット）等馴染みやすい単位に変換出来ます。すると、自分の運動が明るさでもって理解できたり、温度でもって理解できたり。物理の楽しさはこんな所にあるのではないでしょうか。ちなみに購入したのはこちらのお店。「uniquestandards」欲しいモノだらけのshopです。こちらは自分で買いたくなるのはもちろん、貰って嬉しいモノ、といった感じのする商品展開です。誰かプレゼントして〜。

近々面白い製品を発表します。単純な取り組みです。理解のあるお施主様のお墓に採用させていただいた新しい墓誌板なんですが、FLAT3という石碑に調和するようにデザインされているのはもちろんですが、エコという新しい取り組みもしています。石というのは非常に輸送にエネルギーを費やします。墓誌板に名前を刻む際には、トラックで字彫りの工場へ運んだりと相当なエネルギー消費です。まさに仕事=力×距離の世界。そんな状況を目の当たりにし、見た目のデザインと合わせてもっと広い意味でのデザインをしました。小さな小さな石屋ですが、10年これを続けると相当な資源の節約になると思っています。まずは墓誌からスタートです。新しい墓誌はブログで取り上げますのでご期待を！