和泉石材店

BLOG 「一言石句」

出張

DATE 2009.06.23

soba.JPGそもそも出張って何なんでしょう?大阪の設計事務所に勤務していた時の、もの凄く大切な先輩のお墓をお世話させて貰えることになりました。現場は、史上もっとも遠い現場、滋賀県です。この出張、先輩にも会えるし関西だし、ちょっとした旅気分です。どうせ距離があるなら、その距離を楽しまなくては!こうなるとまず始めに調べなくてはならない処は、食べるところ。良い仕事をするためにはきちんと腹ごしらえが最も重要ですもの。最重要調査です。こういうアンテナはよく働きます。東海市から三重県を通り滋賀県までには、四日市名物トンテキやら寿司が出てくるラーメン屋さんやら『たねや』のバームクーヘンを食べて育ったブランド豚を扱う精肉店やら、ゾクゾクするお店が目白押しです。あと、良い仕事をするためには五感を潤わせなければなりません。旅路もとい出張路は目に美しく、空気のキレイな道でないといけないハズです。今回は名阪四日市ICで降りて、鈴鹿スカイラインを通るルートを選択。その道中に菰野町のお蕎麦屋さん『菊井』さんを訪れるコースに決定しました。
菊井さんは女将さんがきりもりされていて、お蕎麦は当日に石臼で自家製粉して手打ち、手切りしています。混雑するそうですが一か八かで訪れると、ラッキーなことにすんなり入れました。そばがきと玄米の海苔巻き、そしてざるを一枚ずつ戴きました。お蕎麦は極細でもちゃんと角があり、コシもしっかりありました。ツルンとしてのどごし最高で、もう一枚いけると思いました。そばがきと海苔巻きは、素材の味が強くとても美味しかったです。次はかき揚げも食べたいなあ。

daichi.JPGもう仕事に行かなくちゃなので、鈴鹿スカイラインを目指すと、なんと全面通行止め!!どうやら土砂崩れがあったそう。しぶしぶ引き返して新名神から日野町へ。日野町で有名なのは近江商人ですが、今アツいのは『大地堂』のパンです。ディンケル小麦を使ったドイツパンを販売しています。ディンケル小麦は小麦の原種にあたり、収穫量が少ない上、殻の除去に手間がかかるので、大変高価で貴重な小麦だそうです。オーナーの女性が自ら栽培し、収穫、石臼で製粉した全粒粉をドイツパンの技術を生かして焼き上げています。出入り口付近には全国各地へ送られる荷物が山積み!穀物の独特のクセは少なく、噛む度に味が変化してとても美味しい味わい深いパンです。本気のパンでした。

ice.JPG
鈴鹿を越えなかった分、ずいぶん早く着いてしまいました。こんな時の為に調査していた東近江市のジェラート屋さん『池田牧場』へ急行します。15kmほどの道のりは、車もほどんどおらず美しい田園が広がり気分は最高です。車たちはココに集結していたのかと思うほど、森の中の池田牧場はすごい人です。ジェラートはとてもさっぱりしていて、後味もよく、また食べたいと思いました。もうあらゆる準備は万全!お陰さまで打合せもトントントンっと運び、良いお仕事をお受けすることが出来ました。ありがとうございます。良いお墓建てるぞー!

知北平和公園の申し込み締め切りが23日です。希望されていて申込がまだお済みでない東海市・大府市・東浦町にお住まいで方はお急ぎ下さい。申込用紙は当店にもございます。