和泉石材店

BLOG 「一言石句」

お仕事風景

DATE 2010.09.07

kenkounomori.JPGいよいよ今月から大府市の霊苑の造成工事が始まりました。並行して半田市乙川で合同墓の建設工事も折り返し地点になってきています。加えて新規石工事が10件以上と改修工事が何件か入ってます。基礎工事、外柵工事、本体工事をそれぞれ間を開けて施工しますので、今月はパンパン。個人的な来客もあるし、お彼岸のイベント準備もあるし、来月のcafeの準備もあるし、忙しいというのは実に幸せな事で、感謝感謝の毎日であります。近いうちに施工されるのが、名古屋市の八事霊園でFLAT2の施工、東浦町の村木苑でFLATAの施工、大府森岡墓苑UNIVERSALの施工、普済寺汐見ヶ丘霊苑で五輪塔の施工と基礎工事、普門寺霊苑でFLATAの施工などなど、半数近くがFLATシリーズとなっています。

FLAT-A-2.jpg最近は免震施工の有無や基礎工事の内容など、色々と事前に知識を身につけて来られるお客さんが増えています。こちらとしては話が早いので実に有り難い事です。ただ、免震の施工方法に関してはお店によって全くことなる見解を話しています。最終的にどれが正しくてどれが間違っているか、お客さんの判断による所が大きい部分もあります。私たちは今後施工する物件から順次素材を変更していきます。未だ石材業界では一般的になっていない素材ですが、シリコーン系よりも、ブチルゴム系よりも安定した性能が期待できる素材を採用します。建築業界では20年近く採用実績があるので間違いの無い素材です。少なくとも今現在石材業界が使っているどの免震アイテムよりも信頼できると思ってます。問題はコストだけ。正直かなり高い材料です。建築関係でも、高層ビルのカーテンウォールなんかに使ってるので、ハイコストなのはしょうがないです。フリーメンテに主眼を置いてますのでまさに墓石にもってこい。低温から高温まで安定した接着が期待できるし、水に浸されても加水分解しない。今のところベストな素材と思っています。