旅の前には車を洗います。何故か英国車とドイツ車乗りにそういう人が多いような・・。自分の車の場合アレコレチェックしておかないと危ないという事もあります。今回もちょっとしたトラブルが。冬は樹脂パーツが割れやすいシーズン。取り扱いには注意が必要・・・なのに割れました。ボンネットを止めておくステーを留めるフックが破損しました。こんなパーツですが、何ともならなさそうです。で、流用品を探す旅が始まるわけです。果たして何が使えるのでしょうか・・。

イギリスの車の面白い所は、部品の流用です。RV8のオーナー以外にも、ロータスやミニ、ローバー辺りの車に乗っている人なら何の流用か解るかも知れません。ハザードボタンも流用。エアコン吹き出し口も流用。計器類はVDOなんで、この時代のポルシェやロータスは同じ計器類を付けてる場合があります。オーディオも当時のローバー系と同一。でもってエンジン・MTはランドローバー。シャシーはMG-Bという半分キットカーみたいなのがMG-RV8です。

ドア周りは樹脂部品が極端に少なく、殆ど木と革と金属だけで構成されています。ドアノブはジャガーXJSから流用とか。注目すべきは木目です。バーズアイメイプルのフェイシアは、中央で左右対称に開いています。ちなみにインパネも同じ原理で左右対称になっています。プリント合板じゃこうはいきません。

実はこの車、祖父に資本協力してもらった記念すべき車で、週末にこの車に乗って祖父に会いに行きます。ですのでいつもより丁寧に磨いているのです。もちろんワックスはトラディショナルなザ・シュアラスター。さて、週末は祖父の元へ安全運転で出かけていきます。