雪上走行
DATE 2011.12.28
これからのシーズン、雪の中を走る機会も増えると思います。パンダもカングーも良いんですが、何と言ってもこういう悪条件で頼れるのはランドローバーです。売れてないから少しでも販売に貢献できればと思っております。ランドローバーは、新しいイヴォークが出るまでは4WD以外の車を生産した事の無いメーカーでした。悪路を走るために特化した車両を作り続けているちょっと変わったメーカーと言えます。その為、路面状況が悪くなればなる程に車の持つ本来の力を現します。先日ご紹介した、グローブを付けたまま操作できる事なんかは、そういった悪条件を想定しての事だと思います。スタッドレスを履いていればどれも変わらないと思うでしょうが、それが大違いです。一番の違いは路面状況を的確に伝えてくるステアリング。それと目の前の路面状況が解りやすい、コマンドポジションと呼ばれる着座位置です。大雨の中や雪降りしきる中で、車両側が状況判断の材料を沢山用意してくれます。個人的にこういう所にもの凄くメーカーの良心を感じます。寒冷地でもへこたれない強力なワイパーやエアコンがどのモデルでも付いてきたり、視界確保には徹底した対策がとられています。でもなかなか売れないんです、ランドローバー。ホンダに行ったりBMWに行ったりフォードに行ったりタタに行ったり・・・。波瀾万丈な運命を辿っているランドローバー。これからも何とか生き残って欲しいモノです。