和泉石材店

BLOG 「一言石句」

トヨタ産業技術記念館その2

DATE 2016.09.11

toyota16094.JPG1989年に登場したセルシオ。技術的に一気に世界水準へトヨタを押し上げた原動力。そのエンジン現代に繋がる技術の礎を築き上げました。エアサスペンションも現在の高級車の主流となっている方式。当時の革新ぶりは衝撃的だったと思います。この車、エンジンを二度がけした人も多かったのではないでしょうか。何せ静かなエンジンで、車内の騒音も最小限。静かさが車にとって付加価値になる事は、当時世界中のメーカーが気付いていません。セルシオ以降は世界中の自動車メーカーがそれに追随。滑らかで静か=高級。そんな価値観を植え付けた車。

toyota16095.JPGそのセルシオも既に登場から17年が経過しました。館内展示のこのナビ画面を見てたまげました。ゲームボーイかこれは・・・。当時の最高スペックのナビゲーションシステムですが、今見たらこんなんです。インベーダーとかパックマンでもやってるみたい。しかしおおよの装備は今と何ら変わりません。パワーシートやオートエアコン、GPSボイスナビゲーションもついています。逆にそういう所にはビックリ。

toyota16096.JPG自動車部品の中で一番好きなのは何か。そう問われたら真っ先に答えるのがコンロッド。デザイナーの主張は一切入らず、ただただ機能の事だけを考えた部品で、無駄が無いのが素晴らしい。細く軽く強く。一時本田のNSXがチタン製のコンロッドを使っていましたが、エンジンにとって極めて重要なパーツ。個人的にはピストンよりもクランクシャフトよりもコンロッド。エンジニアが作る芸術作品です。