車好きの人ならシートにに拘る人も多いのではないでしょうか。腰痛持ちだったりすると特に重要視してしまいます。私たちも、社用車を含め年間走行距離が全車合計6万km以上走っているので、シートの品質にはちょっと拘ってしまいます。エンジンパワーや燃費といった、数字に現れない部分であり、割といい加減に作られている車も多いのです。私たちの間ではシートは総合的にフランス車が好みのようで、一番評価が高いのがkangooです。一見何の変哲もないシートですが、座るとびっくりな仕上がり。ふんわりしながらしっかりしている、何とも言えない掛け心地。経年変化の少なさも特筆モノ。ヘッドレストも丁寧に考えわれており、少なくとも貨物車とは思えません。本国フランスの郵便局員は何と恵まれているのでしょう。こんな車で配達できるなんて。比較的硬いシートが多いドイツ車とはかなり考え方が異なるようで、腰痛持ちにはフランス車をおすすめしちゃいます。それにしてもジャージっぽいテキスタイルといい、Kangooのシートはデザイン的にも傑作だと思いますね。