ニュース コラボレーション 建築 デザイン 趣味 家具 登壇 DATE 2024.05.04 所属する国際奉仕団体の卓話を担当しました。毎度石にまつわる話以外の事に重きを置いておりまして、今回は石と家と椅子の話をしました。石の話は専門としていますが、皆さんが心当たりのあるお話をしています。堀口捨己設計の八勝館の踏み石について少しお話をしますが、どんなもの造りも同じで、最初が肝心ということです。石は最初に割って山から切り出しますが、その時点で石の運命がある程度決まります。大切なのはそこが一般の方には見えないということ。そこを私たちが施主様の代わりにコントロールすることが重要です。 家の話は諸々の評価を受けた自邸について。JIA(建築家協会)の住宅賞の審査員長がプリッカー賞を受賞された山本理顕さんがだったことなどを中心にお話し。椅子の話はジオ・ポンティのスーパーレッジェーラを持ち込んで解説。締めは家具の価格高騰。この20年で北欧家具の価格は上昇を続け、当初購入した3〜5倍程度にはなっています。投資目的で買っている人が少なからずいるということも大きな要因。椅子を趣味にしていた人は迷惑極まりない状況なのですが、我が家はもう置き場が無い。デザインの教材として集めた椅子ですが、まさかこんなに価値が出るなんて。世の中分からんもんです。 CAT:ニュース | コラボレーション | 建築 | デザイン | 趣味 | 家具 TAG:RECOMMEND 一言石句 TOP prevnext