和泉石材店

BLOG 「一言石句」

「【MIJP】近江八幡ツアー・日本文化とヴォーリズ建築をめぐる」佐川美術館編

DATE 2011.07.01

sagawa.JPGMIJPの近江八幡ツアーの当日、最初に向かったのは佐川美術館。竹中工務店の設計施工となります。前日に宿泊した琵琶湖ホテルも竹中工務店施工という偶然。今回は事前に予約をして茶室の見学をしました。この茶室、樂吉左衞門が自ら設計した茶室で、完成までに5年かかったという話です。茶室の入り口には「守破離」の文字が掲げられていまして、この茶室のコンセプトにもなっています。「守破離」は武道の世界でも用いられる言葉で、元々は茶道の心得として用いられた言葉です。「守破離」は川上不白の「不白筆記」に記されており、修行の大切な3段階を説いた言葉で、守は基本、破は挑戦、離は応用といった所でしょうか。守も破も離のためにあるという感覚。この茶室を見れば何となくその辺りは理解出来るような気がします。とにかく型にはまらない柔軟な発想。新しい仕掛けが満載です。もちろん保守的な人には受け入れられない所もあるでしょうが、これはこれ。黒御影石(多分ベルファースト)を敷石に使っていますが、水磨き、本磨き、割肌等々、ありとあらゆる手仕事が見られます。そして完全空調の茶室。とてつもないサイズの一枚ガラスが電動で開くらしいです。サンダーバードもビックリな仕掛けも所々あります。予約して見る価値はありますので、ご興味のある方は是非どうぞ。