新しい鍋のフタ
DATE 2012.03.25
先日新しい鍋への熱い想いをお伝えした続きです。銅鍋の会計を終え、再び「匠の技」展をウロウロしていると、桶屋さんを発見。愛知県津島市の「木桶の栗田」さん。天然木での寿司桶や湯桶、おひつなどを古い伝統技術を活かした手作りをされてます。そこには落としぶたなどもありました。そこでひらめきました。この買ったばかりの銅鍋に合う木蓋をこしらえて貰おうという魂胆です。その場で銅鍋を梱包から出して実物を見て貰い、特注で作ってもらうことにしました。さすがの職人さんは、この鍋の大きさを見て、持ち手はどうしたらいいとか、径にピッタリ収まるようにこうしたらいいなどと色々アイデアを盛り込んでくださいました。そして約1ヶ月後の出来上がった木蓋は、どちらも手作りなのに見事なまでにピッタリと収まる仕上がりでした。とても感激してしまいました。大きな蓋は熱を帯びるとサワラの木の良い香りが立ちこめます。新しいうちだけの楽しみです。