新しい鍋
DATE 2012.03.24
鍋好き我が家で活躍する土楽窯の黒鍋も、良い感じに慣れてきました。モノは何でもそうですが、そのモノ自体に得手不得手があって、私たちも使っていくうちに、黒鍋では到達しない部分もだんだん見えてきました。同じ鍋(いわゆるみんなでつつく系の鍋のことです)でも、土で出来たものと金属で出来たものとは、同じ煮炊きが出来てもまた違った味があります。かねてからずっと憧れていた銅の打ち出しの鍋。京都の有次で見て以来、ずっと憧れていたのですが、価格的にも思い切らないといけない感じだしイマイチ購買意欲に結びつきません・・。それでもいつかはとチャンスを狙っていました。そんな中、とある1月のある日に所用で三越栄店へ行くと、たまたま「匠の技展」の催しがあってプラプラと見ていると、目に飛び込んできた理想の銅うどんすき鍋!!鎚起銅器の島倉堂さんのコーナーです。親子お二人で手作りされた銅製品は、お手入れ次第で半永久的に使用できるのだそうです。しかも、今まで見ていたモノよりうんとお値打ちです。後に合流した夫に見せるとやはりかなりときめいたようで、即うちの仲間に入って貰うことにしました。銅鍋は熱伝導率が半端なく良いので、土鍋でのじっくり煮込む系とは違う料理が出来る訳です。そうです!あのスーパースープ鍋(SSN)にもってこいなのです。