義理の姉より出産祝いのリクエストがありましたので、即座に「バウスピール」をリクエストしました。バウスピールは、1920年代にバウハウスでデザインされた積み木の事で、現在スイスのネフ社から復刻生産されています。アルマ・シードホフ・ブッシャーは、モデルハウス(子供部屋)の一部としてこの積み木をデザインしました。この積み木の素晴らしいのは、建築の一部としてデザインされているので、積み木の持つ世界観が他とは全く異なるのです。単純な丸三角四角ではなく、独特の形状と色彩を持ち、一見全く無秩序に思えます。この積み木の秩序は、子供が勝手に作り出すように仕掛けられていて、造形の自由度が高くなっています。多分大人の方がこの積み木を持て余すのでは無いでしょうか。積み木の面によって色が違うなんて素晴らし過ぎます。実際の子供の反応が楽しみであります。