ブランドというのは、消費者が抱くイメージの現れだそうです。つまり、実体はありません。ブランドが確立していると、何だか良さそうだとか、購入前に消費者にある種の付加価値を植え付ける事が出来ます。これが商売をする上で極めて大切で、経営者は他との競争に打ち勝つ為に欠かせないものと考えるようになります。ブランドイメージを象徴するロゴなどが、年々巨大化しているのは気のせいでは無いでしょう。世間を賑わしている偽装の数々は、そんなブランド信仰
に冷や水を浴びせる事になりました。当たり前の事ですが、実体の無いブランドですが、実態の伴わないブランドは駄目という事。ブランドを確立する迄の苦労は当然あったでしょう。ですがそれを継続する事が一番難しいのではないでしょうか。ブランド信仰も行き過ぎると今回のような事になります。消費者ももう少し賢くならないと。