和泉石材店

BLOG 「一言石句」

今治市伊東豊雄建築ミュジーアム

DATE 2015.01.29

tima1.JPG因島でお好み焼きを食べた後、私たちは一路大三島へ渡ります。今治市周辺は御影石の産地で、何度も訪れています。大島石と呼ばれるその石は、日本で一番大きな石丁場として知られていて、私たちも日頃から御世話になっている石材です。そんな石まるけの今治市にある大三島ですが、島の端っこに「今治市伊東豊雄建築ミュジーアム」があります。あちこち建築見学へは出かけていますが、伊東豊雄作品は今までご縁がありませんでした。まさに念願の訪問。ミュージアム内には2つの建物がありまして、1つはスティールハットという焦げ茶色の多角形の建物。もう1つはシルバーハットという伊東豊雄の旧邸宅がります。

tima2.JPGこちらがシルバーハットの内部です。スチールで構成された軽快な屋根が特徴的。1980年代の建物ですから既に30年以上前の発想ですから凄い事だと思います。一般的なプロダクトなら完全にクラシックと呼んでも良い時間経過ですが、建築の世界ではまだ近作と言ったところでしょう。シルバーハットの中には伊東豊雄の過去の作品の模型なども展示されています。それにしても眺めが良いです。何せ建物のどこにいても瀬戸内の美しいしまなみが見られるのですから。

tima3.JPGスティールハットの方は、「日本一美しい島 大三島をつくろうプロジェクト2014」が開催されています。ご興味のある方は今年6月まで開催中です。ご覧のような曇天でしたが、帰る間際にちょっと陽が差す瞬間がありました。遠くに見える瀬戸内の島々を眺めていると、時が経つのを忘れてしまいます。祖父の故郷である志摩半島もそうなんですが、ユニークな地形というのは何にもかえられないその土地の財産だと思います。そういうものって意外と住んでる人達が気がついていない事が多かったりします。そんな瀬戸内の魅力を外の目線から伝える場所として、今治市伊東豊雄建築ミュジーアムは有意義な場になっていると思いました。ここに行って欲しいのは実は地元の人だったりするのかも知れません。