バギーチャンプ購入後、着々と組み立てが進んでおります。というか塗装部分以外は全て完成している状態です。あとはプラスチック部材を切り離し、塗装をすれば完成なんですが、ここで問題発生。切り離す為の道具であるニッパーの刃が怪しいんです。どうも切れ味が悪い。切り口の状態によって、仕上がりの質に大きな差がでてしまいそうな気配。そこで、プライヤーやニッパーで有名なクニペックス社のプラスチックニッパーを手配しました。車好きにはウォーターポンプのプライヤー等でよく知られているドイツのメーカーで、創業は何と1882年！という老舗です。切断する素材に合わせて色々なモデルがあり、WEBサイトを眺めているだけでワクワクしてしまいます。特に電設向けの工具はかなり面白く、配線の皮むきをシンプルかつ美しく仕上げるかために、様々なアイデアを盛り込んでいます。その結果、道具としての美しさや、独特の雰囲気のある製品になっているのでしょう。

工具のデザインは面白くて、工具屋さんへ行くと本当に長居をしてしまいます。ファコムにスタビレー、ハゼットやシグネットといったブランドの道具は皆独特のオーラを発しています。私はフランスのファコムのツールが好きで、黒い取っ手に赤いラインが入り、そこへ白色のFACOMの文字が入るという抜群のセンス。単に道具という枠では収まらない魅力があるものです。デザインのヒントも沢山詰まってますよ。