和泉石材店

BLOG 「一言石句」

珈琲生活

DATE 2020.10.19

coffemake1.JPG歳を重ねると早起きになると言われますが、我が家の場合まさにその通りの展開になってきています。現在最速はお爺さん(弊社社長)。どうやら5時位には目が覚めている様子。散歩もする手前、早く朝食をとりたいらしく、自らコーヒーメーカーで4人分のコーヒーを用意してくれています。そのコーヒーメーカーが先日寿命を迎え、買い替える事になりました。そこで現在のコーヒーメーカー事情を勉強すると、どうやら飛び抜けて凄い機種があるではありませんか。もっぱらの評判はハンドドリップと区別がつかないというもの。365日ほぼ毎日コーヒー飲んでる我が家としては投資の価値があるというもの。やってきたのが写真のコーヒーメーカー。

coffemake2.JPG何の変哲も無い黒い躯体が秘めたる実力を予感させます。そもそもブランド名や機種名すら分かりません。こちらのコーヒーメーカーを作っているのはツインバード工業です。ツインバード工業のブランドイメージは皆様どうでしょうか?カタログギフトなんかによく登場する名前で、正直それほど高くありません。つまり、ブランドで買う人は少数だと思うのです。そうなると完全に中身で勝負になってきます。ツインバード工業のコーヒーメーカーは、現在最もハンドドリップに近い味を出せるコーヒーメーカーではないかと思っています。

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商品のコンセプト等はメーカーwebサイトがあるので割愛しますが、工程はハンドドリップと全く同じ事を機械でやっているだけです。ところがそれが今まで誰も出来なかったです。このコーヒーメーカーがやってきた事によって、毎朝のコーヒーが劇的に変わったのは間違いありません。抽出温度や時間など、豆の種類や飲み方に対して最適なモードが用意されています。それもこれもコーヒー界のレジェンドが監修した事が背景にあると思います。

coffemake4.JPG一杯のコーヒーをちゃんと淹れようとする時、守るべき作法があるのだと思います。このコーヒーメーカーは、ただただそれを再現する事に徹した製品なのです。私が一番感激したのは部屋の中に置いても存在感が無いことです。これが出来ている家電メーカーはほとんんどありません。いつの間にか売り場での見栄え競争に勝つ事が家電の最優先事項になってしまっています。ギンギンギラギラな商品が多すぎて本当に困ってしまいます。コーヒーメーカーをお考えの方、買い物リストの中に是非ともこちらの商品も入れてみて下さい。味は間違いありません。見た目はもう真っ黒で艶消しで自己主張しません。黒子に徹したコーヒーの良き友になってくれると思います。