オススメ本
DATE 2009.11.20
新しい「CONFORT」オススメです。何と言っても付録が素晴らしい。ジオ・ポンティの特集です。スーパーレジェーラという椅子があまりに有名ですが、ジオ・ポンティの建築もまた素晴らしく、その足跡は建築から絵画まで実に多彩です。彼の作品のうち私が特に好きなのは、ミラノにあるピレリービルです。高層ビルを設計してここまで美しく出来るのはジオ・ポンティ意外に考えられません。一方で、ジオ・ポンティのデザイナーとしての資質を最も感じるのは「古典」をデザインした時です。新しい事、かつて無いことを見せるのはデザイナーとして最も華のある仕事かも知れません。しかし、過去の歴史的なデザインをリデザインする作業は並大抵の力では出来ません。ある意味最もデザイナーとして力量がいる作業なんです。伝統的なキアヴァリ椅子はジオ・ポンティの手によってスーパー・レジェーラという指一本で持ち上がる奇跡の椅子になりました。デザインをする時はまず歴史の勉強から。私も同じ事を心がけています。歴史は尊重しなくてはいけません。
JASS5と標準詳細図です。このうちJASS5は900ページ以上に渡って鉄筋コンクリートに関して記述がなされています。普通に考えると、平面図や立面図があったり、パースがあったりする場合、一番大切な図面は解りやすいパースだったりします。もちろん現場ではそんなはずは無く、「特記仕様書」という建物の品質を定める大変重要な書類があります。平たく言うと、守って欲しい大切なポイント・・・例えばガラスの仕様だとか、使用する金具のグレードだとか、非常に細かい仕様を定めた書類です。現場では何と言ってもコレが最も大切な書類で、デザイン以外の部分の善し悪しを決定づける最大のポイントなんです。私たちの生コンの仕様や鉄筋の施工内容はJASS5を参考に決めています。とにかく間違いのない施工は間違いのない仕様から。これ大切です。