和泉石材店

BLOG 「一言石句」

THIS IS IT

DATE 2009.11.21

Michael.JPGここ最近は「この映画を観ろ!」と激しく勧められることがそうそうありません。だのにこないだから何で!?ってくらい色んな人から勧められる、とある映画をとうとう先日観てきました。先日亡くなったマイケル・ジャクソンの催される筈だったライブ「THIS IS IT」のリハーサル映像を映画化したモノです。そもそも映画ってだいたい人が演じているのもので、コレはある意味映画と言って良いのかどうかという感じです。まあ色んな意味で彼自身スーパースターだけに造られた部分の多い人だと思ってたので、若干半信半疑で挑みましたが、単刀直入に結果から言いますと、
コレ、みなさん是非観に行ってください!!!!!!(もしくはDVDが出たら観てください!!!!!!)
実はこのことを記事にしようと思っても整理するのに数日かかるほど、強烈な感動でした。マイケルのことをそう好きで無い方にもまた別の観点から見て貰いたくって。ライブ本番では無くリハーサル映像って所が、妙にリアリティがあって彼が伝えたかったメッセージが強く受け取れるのかもしれません。彼にとって最後のツアーを完璧なモノにしようと一切の妥協を許さない姿に鳥肌立ちっぱなし。とくに驚いたのが、彼のその姿が全く独りよがりじゃない所。スタッフやバックコーラスやバンド、ダンサー、このツアーに係わる全ての人たちからしたらおそらく彼は憧れそのもので神のような存在でしょう。彼らはマイケルの為に、マイケルは我々観客が喜ぶ為に、そして伝えたいメッセージを伝える為に!という思いが一切ブレず、プロ根性丸だしで創り上げていく様は終始泣きそうになります。ただただもうこのライブが催されなかったことが、全世界にとってあまりにももったいない!!!!と思えてなりません。50才なのに歌も踊りも、そしてそれを創り出す意欲も、信じられないほど衰えていないことに驚愕でした。ただ歌の上手なちびっこだった彼が、もう何十年も全世界の、しかもトップクラスのダンサーの夢そのものになっちゃってるんです。スーパースターって言葉の意味を改めて知ったような気になります。スーパースターだからかわからないけど、ものすごい趣味をしているし、容姿だってそれも造っちゃったのかしらと言わんばかりだとかどうだとか、そのへんの真相はよくしりませんし、それに限らずいろいろな噂や報道があるようですが、彼の音楽はまさに彼で、彼の踊る姿はまさに彼でした。映画を観終わって夫が「音楽は嘘つかない」と言いました。コレは映画館で観るべきです。もう一度観たいなあ。27日までやってるみたいです。