あと1日で終わってしまうハンス・コパー展に滑り込みました。新名神が出来てからというもの、滋賀県が急に身近に感じます。という訳で寄り道しまくりでコパーの作品を拝見しに、一路滋賀へ向かいました。コパーと言えばルーシー・リーと言えるほどに関係の深い2人の作家ですので、コパーの展覧会にももちろんルーシー・リーの作品が来ています。日本とイギリスの陶芸の接点はバーナード・リーチによってもたらされました。濱田庄司・富本憲吉・柳宗悦等々の影響を受け、イギリスのセントアイヴスで工房を構えました。作風自体がバーナード・リーチとルーシー・リーでは大きく異なります。当初は両者の間では作風を巡って色々と確執もあったようですが、後にそれも無くなり、陶芸という芸術の地位を高める事になりました。イギリスへ渡る方は是非ともセントアイヴスへ行く事をオススメします。以前イギリスに行ったときに行けなかった場所で、いつかリベンジしてやろうと思っています。この地方に行くならレンタカーは必須アイテム。素晴らしい景色が眺められます。