和泉石材店

BLOG 「一言石句」

HOKURIKU旅行:第一日目〝近江町市場〟

DATE 2011.04.05

oumicho.JPG金沢に着いたのはお昼前。ホテルに荷物を預けてすぐさま向かったのがもちろん加賀百万石の台所、近江町市場です。前回訪れた時よりずいぶんキレイになっていてちょっと目を疑ってしまいました。何でも2年ほど前に建物の老朽化などの理由でリニューアルされたそうです。足を挫いてしまいそうな足場や、あの雑然とした雰囲気がたまらない感じで、何だか個人的には残念ですが、通路も広く、とても見やすくなっていました。どこからどうみても一目で良いモノとわかる品物がずらりと並んでいて、あまりの鮮魚のすばらしさに、すぐにでも購入しそうな勢いをグッッッとこらえないといけない地獄が待っていました。何せ2泊3日明日は山代温泉ですからね。。。市場散策中「うまそー」「食べたい〜」みたいな声しか出ない中、この欲を叶えてくれるお店が現れました。どのお店もなさってるのかもしれませんが、立ち寄ったお店に「この場で食べられます」との看板が!間違いなく食べるに決まっています。

gas.JPGどちらも食べたことのない、「ガスエビ」と「オニエビ」。いずれも希少性の高いエビです。他地域にはほとんど出回らないガスエビは金沢を代表するエビなのだそうで、甘エビよりも上品な甘みがありました。オニエビは、食通に「エビの中で1番うまい」と言わしめる代物です。漁獲量が極めて少ないことから「幻のエビ」とも言われ、また火を通すと蟹の様な味がするとかいう、嘘みたいなエビです。火を通して食べるのは次回持ち帰る時の楽しみとしてとっておいて、その場で食べるのはこの2種にしました。この先書くことはだいたいおわかりと思いますが、もちろんやっぱりどうあがいても美味しいです。市場で生きているエビをその場で食べられるなんて夢のようですがほんとの話です。その場で素手で食べて、洗うところがないのでティッシュで拭くだけなんですが、その後の手が、エビのあまりの新鮮さに生臭いニオイがほとんどしないことに驚きました。もっと食べたいですがこのくらいに。これから昼ご飯処探しです。